雑念記

フィクションもノンフィクションもないまぜにした駄文の塊です。

人の気分について

おはこんにちばんは。

春跳詠蘭です。

 

ブログをしたことがないためどんなことを書けばいいのかわからず、日を空けてしまいました。

 

皆さんは気分が急に上がったり、もしくは逆に下がったりすることはありますか。

勉強をしている時や、ご飯を食べている時、もしくはトイレに行こうと席を立った瞬間に、

 

「あ。つらい。」

 

と思わずうずくまってしまう、そんなことはありますか。

 

自分は先ほど体感したのですが一体全体どういう心理状況なのでしょうか。

自分はこれを「テンションジェットコースター」と呼んで、急降下は続かないからと思うようにしています。

 

人間の気分とは、コントロールし難いまるで液体のように流動する塊のようですね。

大の大人でさえその扱いに困惑し、実際それをこぼしたり投げつけたりして世間を騒がせています。

店員さんへの言葉の暴力とか、すれ違いざまにぶつかった時の舌打ちとか。

 

ただ、気分を完璧にコントロールできる人もそれはそれでそら恐ろしい。

なぜなら、自分の感情の発露を自在に操る人の何が本音で何がそうでないのかをきっと見極めることはできないから。

 

人は得体の知れないものに恐怖します。正体が未だ判明しないおばけ・幽霊、生きているうちは知りようもない死後の世界、など。

そのような人間を、自分は、どうしても深い深い穴のように思えるのです。

知ろうとして踏み込み過ぎると、きっともう戻っては来られない。樹海で彷徨う自殺願望者のように、奥へ奥へと進むしかない。踏み入れる前の世界との決別、そんなものを想起させます。

しかし同時に、知りたいという思いもあり、足を踏み入れたい欲望もまた感じています。

怖がりの怖いもの見たさ、ですね。

 

人間社会を生きていく上で、ある程度の感情や気分の支配権を有しておくべきではあるのでしょうが、人間は不完全で、だからこそ安心ができるものです。

そう言い聞かせて、自分のジェットコースターに身を委ねることにします。今ちょうど徐々に上がり始めました。

 

春跳 詠蘭